猛暑日に給湯器トラブル!耐用年数を超えてる給湯器は要注意?

真夏の猛暑で給湯器のトラブルが増加しています。特に耐用年数を超えた給湯器は注意が必要になります。異音や異臭、水漏れ、温度調整の不具合があれば、寿命かもしれません。
夏の暑さに負ける給湯器も、もちろんあります。近年の日本の猛暑により、動作がおかしくなることが増えているのです。エコキュートも高温になりトラブルを引き起こすことがあります。
この記事では、夏前に状態を確認し、必要であれば交換を検討すべき、そんな問題を詳しく解説していきます。
買い替え時の注目点
給湯器の故障について、確認しておくべきことがあります。一般的な給湯器の耐用年数は10年~15年程度ですが、早い場合は7年~8年で故障することもあります。異音や異臭、水漏れ、温度調整の不具合がある場合は、寿命が来ている可能性があります。
修理や部品交換で直ることもありますが、故障が繰り返す場合は新しい給湯器を検討することが重要です。部品の製造終了も10年後に発生するため、最新型への買い替えがおすすめです。
故障の原因は夏の猛暑!?
給湯器の故障原因の一つに、夏の猛暑が挙げられます。通常、冬場に調子が悪くなることが多いため、夏に故障するイメージはありませんが、近年の日本の夏は記録的な猛暑になることが多いため、おかしくなる事例が増えています。
特に、使用年数が10年を超えると、標準的な耐用年数を超えており、夏の暑さに負けて故障する可能性が高まります。部品の生産終了も考慮に入れると、10年以上の給湯器は夏前に交換することが賢明です。
近年の日本の夏は35度以上の猛暑日が続くことが予想されており、エアコンやエコキュートなどの家電製品にも負担がかかります。エコキュートは大気熱を利用してお湯を作るため、外気温が高いと早くお湯ができて省エネ性が向上しますが、あまりにも気温が高い場合は注意が必要です。特に、エコキュートは猛暑日に高温になりトラブルを引き起こす可能性があります。
夏に給湯器が壊れやすい理由は、猛暑による給湯器の負担が大きいためです。そのため、夏前に給湯器の状態を確認し、必要であれば交換を検討することが重要です。
真夏はお湯が熱くなる?
夏場に給湯器から設定温度よりも高いお湯が出るのは、一般的な現象です。これは、給湯機器が設定温度よりも高いお湯を出さないようにするため、断続的に燃焼させてお湯をつくるためです。
給湯機器はお湯の水栓を開け、水が流れると点火する仕組みになっています。夏の暑い時期には、外気温が高くなり、水道水も温かくなります。そのため、給湯機器は最小能力で燃焼し、設定温度よりも高いお湯を出すことがあります。
設定温度よりも高いお湯が出る場合でも、夜間など水温が下がったときにお湯の温度が下がるかどうかを確認することが重要です。もし夜間でもお湯が熱い場合には、故障の可能性も考えられます。
しかし、安全のために給湯機器は極端に高いお湯を出さないように制御されています。温度が50℃以上になったり、設定温度よりもかなり高い場合は、点火しないことがあります。
したがって、給湯器から設定温度よりも高いお湯が出るのは、故障ではなく夏の暑さによる現象です。給湯器の故障かどうかを確認するには、水栓をチェックしてみてください。
まとめ
真夏の猛暑が続く中、給湯器の適切な動作を保つことは重要です。高い気温が元の水道水の温度を上昇させ、設定温度を超えることがあります。これが故障とは限りませんが、耐用年数を超えた古い給湯器は特に注意が必要です。
近年の記録的な猛暑は、給湯器にとって過酷な環境となっています。
そのため、耐用年数を超えた給湯器の場合、早めの交換を検討することが賢明です。新しい給湯器はより効率的で信頼性が高く、安心して快適なお湯を提供してくれます。安全と快適さを考えるなら、給湯器の交換を検討するのは良いタイミングかもしれません。