給湯器のエラーコードについてメーカー別でまとめてみました。
発生頻度の多いエラーコードの対処法についてもご紹介しています。

【メーカー別】給湯器の故障時に表示されるエラーコードまとめ

シャワーを浴びようとしたとき、またはお風呂を沸かそうとしたときなど、このようなときにお湯が出ない場合は給湯器にトラブルが発生しています。このような場合は給湯器のリモコンにエラーコードが表示されるため、トラブルの原因をすぐに把握することができます。

とはいえ、エラーコードの意味を知っている方は少ないので、リモコンに見慣れない英数字が表示されると戸惑ってしまいますよね?そこで、この記事では給湯器の故障時に表示されるエラーコードをメーカー別にご紹介していきます。

ご紹介するエラーコードは発生頻度の多いものをまとめて、それぞれの対処法についてもご紹介しています。給湯器の故障は突然起きてしまうことが多いので、ぜひ参考にしてみてください。

【メーカー別】給湯器の故障時に表示されるエラーコードまとめ

発生頻度の多いエラーコードと対処法

給湯器の不具合や故障を表すエラーコードは複数ありますが、その中でも特に発生頻度の多いものがあります。ここでは、そんな発生頻度の多いエラーコードをメーカー別にまとめてみました。

また、エラーコードが表示されたときの対処法も合わせてご紹介しているので、お湯が出なくて困っている方、エラーコードの意味が分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

給湯点火不良を示すエラーコード

発生頻度の多いエラーコードとして、お湯が出なくなる「給湯点火不良」を示すものがあります。屋外に設置している給湯器に雨水が入り込んで起こるトラブルと言われていて、以下のようなエラーコードがリモコンに表示されます。

  • ・リンナイ:111
  • ・ノーリツ:111
  • ・パロマ:11、111
  • ・パーパス:111

このようなエラーコードが表示された場合は、まずコンセントの抜けや断線の確認を行い、ガスの元栓が開いているかを確認してみてください。これらに問題がなければプロパンガスの残量がない、または地震やガス漏れによって安全装置が作動していないかを確認しましょう。ここまで問題がなければ、着火に必要な水が不足しているかもしれないので、給湯器の水量を確認してください。

風呂点火不良を示すエラーコード

発生頻度の多いエラーコードとして、お風呂のお湯がぬるい、または追い炊きができなくなる「風呂点火不良」を示すものがあります。この場合の原因には、ガスが正常に供給されていない、着火装置が作動していない、またはこの両方を併発している可能性があります。

  • ・リンナイ:112
  • ・ノーリツ:111、E06、06
  • ・パロマ: 11、112
  • ・パーパス:121

これらは風呂点火不良が発生した場合に表示されるエラーコードです。対処法としては、まずガスの元栓を確認して、開栓されていた場合はガスメーターを確認してみてください。何らかが原因でガスの供給が止められている可能性もあるので、遮断されていた場合はガスメーターの復帰操作を行いましょう。

また、ガスが供給されない原因の中には、安全装置が作動しているというケースがあります。この場合はガスの元栓を閉めて電源を切り、再び開栓して電源を入れることで改善されます。

暖房点火不良を示すエラーコード

発生頻度の多いエラーコードの中には、床暖房や浴室乾燥器が使用できなくなる「暖房点火不良」を示すものがあります。電源を入れても作動しない場合はリモコンに以下のようなエラーコードが表示され、トラブルの発生を知らせてくれます。

  • ・リンナイ:113
  • ・ノーリツ:113
  • ・パロマ:113
  • ・パーパス:113

これらのエラーコードが表示された場合は、床暖房や浴室乾燥器の電源を切り、ガスの元栓やメーターを確認してください。もしもこれらに問題がある場合は専門業者に相談して、修理の依頼を行ってください。

改善できないときは専門業者に相談する

給湯器の故障時に表示されるエラーコードにはさまざまなものがありますが、主に頻発するエラーはご紹介した3種類となっています。対処法についてもご紹介しましたが、もしも試してみて改善されない場合は、一時的な不具合ではなく機器が故障している可能性が高いので、専門業者に一度相談することをおすすめします。

ちなみに、使用している給湯器が10年未満のものであれば、修理でトラブルを改善できるケースが多いです。交換よりも少ない出費でお湯が使えるようになるので、すぐに交換するのではなく、まずは専門業者に相談してみましょう。

しかし、10年以上の給湯器になると機器の寿命が原因で故障しているケースが多く、交換が必要になる場合があります。仮に修理をしたとしても、短い期間ですぐに故障してしまうので、この場合は給湯器を交換することをおすすめします。

給湯器の故障を感じたらリモコンを確認しよう!

給湯器が故障したときは、必ずリモコンにエラーコードが表示されます。エラーコードは故障の原因を知らせるものなので、表示された英数字によって何が原因なのかを把握できます。

この記事では、発生頻度の多い給湯器のエラーコードを3種類ご紹介しています。お湯が出ない、温度が安定しない、暖房系統の機能が使いえない場合は、ぜひ参考にしてみてください。

また、エラーコードと一緒にご紹介している対処法を試しても改善しない場合は、機器が故障していると考えられます。この場合は自分ではどうすることもできないので、プロの専門業者に相談して、修理や交換の依頼をしてみてください。

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