災害時の給湯器トラブルどうしたらいい?給湯器利用の注意点

近年、地震や台風などの自然災害による被害を多々耳にすることが多くなり、今年の2024年1月も石川県で地震による大きな災害被害が発生しています。屋外設置型の給湯器は災害の影響を受けやすく、事態が落ち着いた後でいざ使用すると使えなくなっていることがあります。

災害はいつどこで起きてしまうのかは誰にもわかりません。この記事では、そんな災害時の給湯器トラブルについてご紹介していきます。もしもの時でも役立つ豆知識をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

災害時によくあるトラブルとは?

災害時によくあるトラブルとは?

災害には地震・台風・雪・雷など、さまざまなものがあります。共通するトラブルも在ればそれぞれでことなるトラブルもあるので、発生した災害によってどんな問題が起きてしまうのかを知っておくことで少しでも早い対応が可能になります。

ここでは、災害時によくある給湯器トラブルについて、起きてしまう問題とその原因についてまとめてみました。それでは、どのようなトラブルが起きやすいのか、一つひとつ見ていきましょう。

安全装置の作動やガス漏れで点火しない

地震発生によって給湯器が使えなくなった場合、ガスメーターの安全装置が作動している可能性があります。本体が強い揺れ(震度5以上)を感知すると、ガスの供給を遮断する安全装置が作動する仕様になっています。

確認する方法としては、本体上部にあるランプが5秒間隔で赤く点滅していれば安全装置が作動していることがわかります。また、ガス漏れが発生している場合も同じようにランプが点滅する仕様になっています。

ガス管が老朽化していた場合は地震によって損傷を受けてしまい、大量のガスが流れ出てしまうことがあります。ガスメーター周辺でガス臭いと感じた場合はガス漏れが原因である可能性が高いので、二次災害を防ぐためにもすぐにガス栓を閉めて換気を行ってください。

強い雨風が原因でショートしている

台風や集中豪雨など、雨風が非常に強い場合は給湯器の内部がショートしている可能性があります。本体にはお湯を沸かした熱を外部に排出するための排気口があり、雨風の強い災害が起きるとそこから雨水が入り込んでしまいます。

機器内部にはさまざまな電気系統があるので、そのような場所に水が入り込むことでショートしてしまい、給湯器を利用できなくなってしまいます。また、雪が積もった場合にも注意が必要です。地域によっては除雪が必要なほどの大雪が降ることもあり、排気口が塞がれてしまいトラブルの原因となってしまいます。

対策として排気口にカバーを取り付ける方法があります。しかし、カバーごと雪で覆われてしまうと意味がないので、取り付ける場合は雪で塞がれないようにしておきましょう。

断水や停電が発生している

災害時には断水や停電が起きやすく、水や電気の使用ができなくなってしまう場合がります。給湯器は一定の水がなければお湯を沸かすことができず、電力が無ければ当然ですが起動しません。

そのため、断水や停電が発生している場合は使用できなくなってしまいます。断水や停電は各自治体や水道局・電力会社のホームページで確認できるので、災害時にお湯が使えない場合、可能であれば手持ちのスマートフォンで調べてみると良いでしょう。

本体の故障または断線している

災害によって給湯器そのものが故障してしまった、または内部の電気系統の配線が断線しているといったケースもあります。例えば、何かがぶつかって本体が凹んでいる場合、その衝撃で故障している可能性があります。

しかし、本体の外見に異常は見られないのに使用できない場合、ご自身で故障なのかを判断することは難しいものです。そのため、災害の状態が落ち着いたら専門業者に点検してもらいましょう。

災害後の給湯器トラブルの対処法と注意点

実際に災害によって給湯器が使えなくなった場合、どのように対処すべきなのか、何に注意すべきなのかが知りたいポイントではないでしょうか?ここでは、災害時にトラブルが発生した際の対処法と注意点についてご紹介していきます。

電気・ガス・水道が使用できるかの確認

まずは給湯器ではなく家電や他のガス機器、蛇口から水が出るのかを確認してみましょう。これらを確認することで、それぞれが故障・破損していなければ、電力・ガス・水が供給されているのかを簡単に知ることができます。

どれも問題ないことが分かった状態で給湯器を使用し、それでもお湯が使えない状態であれば災害で何等かの影響を受けている可能性があります。このような場合は無理に使用すると二次災害を招く恐れがあるので、すぐに使用を注意して専門業者に点検してもらいましょう。

電源プラグの抜き差しを試す

災害によって影響を受けた場合、本体にエラーが発生していて使用できなくなってしまう場合があります。このような場合は本体の電源プラグを抜き差しすることで機器の状態をリセットすることができます。

しかし、「ガス臭さを感じる」「雨が降り続けている」といった場合は、電源プラグの抜き差しを行ってはいけません。ガス臭い場合は引火する恐れが、雨が降っている中での作業では感電する恐れがあり大変危険なので注意が必要です。

機器本体の復帰ボタンを押してみる

水は使えるけどガスが使えないという場合は、ガスメーターの復帰ボタンを押してみてください。都市ガスの場合は本体の左上、LPガスの場合は本体の左下にボタンが設置されています。しかし、機器によってはボタンの位置が異なる場合があるので、分からないときは取扱説明書を確認してみてください。

また、ガス臭さを感じた場合にこの操作を行うのは危険です。二次災害を招く恐れがあるので、「なんだかガス臭いかも」と感じたらすぐにガスの元栓を閉めて周囲の換気を行い、専門業者へと連絡をしましょう。

専門業者に問い合わせる

これまでの対処法を行っても給湯器が使えないのであれば、専門業者に問い合わせてみましょう。停電や断水が原因であれば復旧作業が終わり次第使えるようになりますが、それでも使用できない場合には機器本体が故障している可能性が高いと考えられます。

その状態のまま使用するのは危険なので、すぐに使用を中止して専門業者へと連絡を行いましょう。また、災害ではなく単純に雨が降るだけで給湯器の調子が悪くなる場合は、本体の寿命が原因かもしれません。使い方によって異なりますが、平均寿命は約10年とされているので、使用年数が平均寿命を上回っているようであれば交換する必要がありそうです。

自分でどうにもできないときは専門業者へ連絡しよう!

災害時の給湯器トラブルですが、ご紹介したような対処法を行うことでこれまで通りに使用できるようになる場合があります。しかし、人によっては「いろいろな対処法を試したけどお湯が使えない…」なんてこともあるのではないでしょうか?

そのような場合は専門業者へと連絡をして、適切な対応を行ってもらいましょう。また、ガス臭さを感じたり雨が続いたりなど、現状では二次災害を招く恐れがある場合も同様です。専門的な知識や技術がなければ危険を伴うので、自分で対処しようとせずプロにお任せすることをおすすめします。

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