給湯器の水漏れで水道代が高額になったとき免除は受けられる?

給湯器の水漏れで水道代が高額になったとき免除は受けられる?

水道料金が突然高額になっている場合、何かしらが原因で給湯器が故障し、水漏れを起こしているかもしれません。しかし、このような場合には水道代の免除を受けることができると言われていますが、皆さんは知っていますか?

この記事を読んでいるということは、おそらく水道代を免状してもらえること、免除してもらう方法などがわからず困っていることでしょう。そこで、この記事では給湯器の故障による水漏れで水道代が高額になった際の対処法についてご紹介していきます。

また、水漏れの疑いがある際の確認方法、主な水漏れの原因などについてもこちらの記事でご紹介しています。古い給湯器を使用している方や水道代が高額になって困っている方は、ぜひこの記事を参考に適切な対処を行ってみてください。

水道メーターを確認して水漏れを確かめよう!

給湯器のよくあるトラブルの1つとして水漏れがありますが、これは水道メーターを見ることで確認できます。水道メーターを見ると「パイロット」というマークが表示されており、水を使用することでパイロットが回るといった仕組みとなっています。

このパイロットが水を使用していないにも関わらず回っているのであれば、水漏れを起こしていることが確認できます。このような場合は、応急処置としてすぐに給湯器の電源を切り、専門業者に相談しましょう。

また、アパートやマンションなどにお住まいの方は、管理会社へとすぐに連絡を入れてください。応急処置を行っておくことで一酸化炭素中毒や周辺の電気回路がショートする危険を回避することができます。

給湯器が水漏れする主な原因とは?

給湯器の水漏れはよくあるトラブルの1つなので、いつどの家庭で起きてもおかしくはありません。そんな給湯器が水漏れしてしまうのは、主に3つの原因が考えられます。以下では、そんな給湯器が水漏れする3つの主な原因をまとめてみました。

配管や内部部品の経年劣化

給湯器の配管や内部部品ですが、一般的には約5~10年で劣化してしまうと言われています。その中でも特に劣化しやすいと言われているのが、水道管同士を繋ぐゴムパッキンです。劣化によってゴムの弾力が失われ、水道管との間に隙間ができてしまうことで水漏れを起こしてしまします。

他にも、配管が劣化すると錆びついてしまい、そこから水漏れに繋がってしまう恐れもあります。いずれの場合も配管や部品の交換が必要になるため、専門業者に対応してもらわなければなりません。

取付時の初期不良

新しい給湯器を取り付けたばかりなのに水漏れを起こす場合は、取付時の初期不良である可能性があります。取り付けてからすぐに症状が出る場合はすぐに気づくことができますが、場合によっては徐々に症状が出て気づきにくい場合もあります。

この場合、取付を依頼した業者に相談することで、無料で取り付けなおしてもらうことができるケースがほとんどです。そのため、新しい給湯器なのに水漏れを起こした場合には、すぐに依頼した業者に連絡をしましょう。

凍結による配管の破裂

冬の寒い時期になると配管が凍結してしまう場合があります。場合によっては凍結した配管の水が行き場をなくし、配管が破裂してしまい水漏れを引き起こしてしまうことがあります。この場合は専門業者に配管を交換してもらうことで、水漏れを防ぐことができるようになります。

水漏れによる高額な水道代を免除してもらう方法は?

気づかないうちに水漏れを起こしていると、突然高額な水道代を請求されてしまいます。このような場合、「このまま支払わないといけないのかな?」と考える方が多いのではないでしょうか?

しかし、きちんと免除申請をすれば水道代を減免してもらうことができるので、請求された金額をそのまま支払う必要はありません!ここでは、水漏れによる高額な水道代を免除してもらう方法をまとめてみました。

水道代の減免申請をする手順

各自治体によって多少異なる場合がありますが、5つの手順で水漏れによって高額になった水道代の減免申請を行うことができます。1つ目は、まず水漏れの箇所を確認しておくこと。水漏れの原因によって相談すべき業者が変わるため、トラブルがあった際は必ず確認しましょう。

2つ目は専門業者に依頼して、故障・破損している部分を修理してもらうこと。水道関係の修理は個人で対処するにはとても難しいので、必ずプロの業者に依頼して対応してもらってください。

3つ目は必要な書類を準備すること。具体的には減免申請書または水漏れ減額請求書、修理した際の領収書、水漏れ箇所の数理前後の写真の準備が必要になります。これらの書類を準備しておかなければ減免申請できないので、必ず準備しておきましょう。

4つ目は地域サービスセンター、または水道課窓口へ必要書類を提出すること。地域によってどこに申請するのかが異なる場合があるので、わからない方は事前に確認しておくとスムーズに申請することができるでしょう。

5つ目は減額申請の結果待ちです。申請したところから減額に関する連絡が来るようになっています。ここで注意しておきたいのが、水漏れによる高額請求の水道代は全額免除ではなく減額であることです。実際に使用している水道代も高額請求の中に含まれているので、当然ですが使用した分は支払う必要があります。

減額申請が受理される条件

給湯器の水漏れによる水道代の高額請求ですが、4つの条件が設けられています。1つ目の条件は、水漏れ箇所が見つけにくい場所であること。「蛇口を閉め忘れていた」「シャワーの水を出しっぱなしにしていた」などは、免除申請の対象外となります。

2つ目の条件は定期的にメンテナンスや清掃を行っていること。水漏れが発生している状態で放置していると対象外になるので、発見次第すぐに専門業者に修理を依頼しましょう。3つ目の条件は水漏れ箇所の修理が完了していることです。4つ目の条件は地震や火災などの自然災害による被害であること。

これらの条件に該当している場合は減額申請の対象となるので、給湯器の水漏れで高額水道債の請求が来た場合には各自治体に相談してみてください。

条件を満たしていれば減額申請が可能

給湯器による水漏れは、ご紹介した条件を満たしていれば水道代の減額申請が可能となっています。見つけにくい場所で故障・破損していると、気づいたときには高額な水道代が請求されることがあります。

そのような場合はこの記事でご紹介した手順に沿って減額申請することで、高額な水道代を支払わずに済むことになるでしょう。もしも給湯器の水漏れが原因で高額な水道代が請求されて困っている方は、ぜひこの記事を参考にして減額申請を行ってみてください。

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