給湯器の蜂の巣駆除のやり方と注意点

屋外に給湯器を設置している方の中には、知らない間に蜂の巣が作られていて困っているという方はいませんか？「こんなところに巣を作るの？」なんて驚かれる方は多いと思いますが、給湯器の中は蜂が巣を作る場所として好まれる要素がたくさんあります。

そのため、気づいたときには巣が作られていたというケースは少なくありません。しかし、そのままにしておくと家族が刺されたり給湯器が故障したりする恐れがあります。そこで、この記事では給湯機の蜂の巣駆除について、やり方や駆除する際の注意点についてご紹介していきます。

蜂の巣と言えば家の軒下や屋根裏、樹木などに作られるというイメージを持っている方は多いでしょう。しかし、屋外に給湯器を設置している場合、給湯器の給排気口から侵入して中部に巣を作られることがあります。

給湯器に巣を作ると言われているのは、大きく分けてミツバチ・アシナガバチ・スズメバチの3種類です。これらの蜂は風通しが良く雨風を防げ、外敵から見つかりにくい場所を好みます。

給湯器の中は蜂が好む条件を満たしているため、巣が作られてしまうことがあります。そして、蜂の巣が大きくなると給排気口を塞いでしまい不完全燃焼を起こすことで火災事故が発生する恐れがあります。

そのため、給湯器に蜂の巣が作られている場合は正しい方法で駆除する必要があります。蜂の巣駆除はやり方を間違えると蜂に刺されたり給湯器が故障したりするので、給湯器に蜂の巣が作られてお困りの方は、これからご紹介する駆除のやり方を参考にしてみてください。

給湯器の中に蜂の巣が作られている場合、そのままにしておくとさまざまな危険性があるとご紹介しました。しかし、給湯器に作られた蜂の巣をきちんと駆除する方法が2つあります。

1つ目は自分で駆除する方法、2つ目は専門業者に依頼して駆除してもらう方法です。ここでは、給湯器に作られた蜂の巣駆除のやり方について詳しくご紹介していきます。また、蜂の巣を駆除するにあたっての注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

給湯器の中に作られた蜂の巣は自分で駆除することができますが、これにはいくつかの条件があります。

自分で蜂の巣を駆除できるのはこれらの条件を満たしている場合に限られます。自分でできる条件を満たしている場合には、以下の手順で駆除していきましょう。

これら5つの手順で駆除することで安全に給湯器を使用できるようになります。また、蜂の巣駆除には手順でもご紹介したトングやごみ袋以外にも、防護服・長靴・厚手の軍手などが必要になります。インターネットの通販やホームセンターなどで購入可能なので、ご自分で駆除される際には事前に準備しておきましょう。

自分では駆除できない蜂の巣が作られていた場合には、蜂の巣駆除のプロである専門業者に依頼しましょう。専門業者への依頼には約5,000円～約4万円で給湯器の中に作られた蜂の巣を駆除してもらうことができます。

明確な費用に関しては実際に依頼してみなければわかりませんが、巣を作られている場所や巣の大きさ、蜂の種類や作られている巣の数によって費用が異なります。例えば、凶暴性の高いスズメバチの巣の駆除、給湯器の内部に巣が作られているなど、このような状態の場合には費用が高くなりやすいと言えるでしょう。

しかし、専門業者に蜂の巣を駆除してもらえば蜂に刺されたり給湯器が壊れたりする危険性がなく、再び巣が作られないための対策も行ってくれます。ちなみに、蜂は一度巣を離れても再び戻るという習性があります。

専門業者では市販では販売されていない専用の駆除グッズや薬剤を使い、巣の駆除から再び蜂が巣に戻って来ないような対策も行ってくれます。自分で駆除できたとしても再び蜂が戻ってくるようであれば、専門業者に相談してみても良いかもしれませんね！

例えば、大きさ10㎝を超えるスズメバチの巣が作られていた場合には、専門業者に依頼して駆除してもらわなければなりません。しかし、自分で駆除できる条件を満たしている場合には、専門業者に依頼せずともご紹介した手順で駆除できます。

しかし、人によっては自分で駆除できたとしても「業者に依頼すべきでは？」と悩んでしまう方もいるでしょう。そのような場合には、一度専門業者に依頼ではなく相談をしてみてはいかがでしょうか？

依頼するよりも自分で駆除する方が少ない出費で済ませることはできますが、安全で確実な駆除を行ってくれるのは専門業者です。そのため、迷っている方はまず専門業者に相談してからご紹介した駆除のやり方のいずれかを試してみてください。