【賃貸物件大家さん向け】給湯器の故障時、修理業者を選ぶポイントまとめ

【賃貸物件大家さん向け】給湯器の故障時、修理業者を選ぶポイントまとめ

賃貸物件を所有する大家さんにとって給湯器の故障は、スピーディな対応が求められるだけに頭が痛いもの。問題が起こってから、慌てて呼んだ修理業者にずさんな工事をされた…なんて経験もあるかもしれません。そうした余計な費用をかけないために、あらかじめ給湯器修理のポイントをおさえておきましょう。

賃貸物件のメンテナンスは計画的に

給湯器の取り換えも含め、賃貸物件には様々なメンテナンス工事が発生します。その時になってバタバタしないよう、長期的な予測を立てておきましょう。

大家さんに修繕の義務がある賃貸物件

賃貸物件の場合、ガスコンロ、エアコンなど最初から部屋に設置されているものが壊れた場合は、大家さんが修繕しなくてはなりません。法的にも、目的物である賃貸物件が使用できない状態になった場合、賃貸人である大家さんはそれを修繕しなければならないという義務を負っているのです。こうした生活のインフラとも言える部分はすぐ修理・取り換えをすべきなので、何かあったら賃借人が大家さんまたは不動産仲介業者にいつでも連絡できるようにしておきましょう。

給湯器が故障した場合も大家さん負担で修繕することとなります。賃借人から故障の連絡を受けたら、修理業者を呼んで修繕する必要があります。特に給湯器は寒い時期毎日のように使用しますので、故障が発生した場合は速やかに対処しましょう。

何年に一度必要?給湯器の修繕工事

新築の賃貸物件ならしばらくの間は修繕工事のことを気にしなくても大丈夫ですが、時間の経過につれてあちこち不具合が発生してくるもの。電球が切れたといった細かいことは都度対処するとして、費用がかかるメンテナンスについては、機器の寿命を知って何年に一度発生するか把握しておきましょう。

ちなみに給湯器の平均的な寿命は約10年と言われています。もっと長持ちしたという例もあることはありますが、部品の供給期限がその製品の製造終了後10年なので、それ以降は修理ができない可能性が出てくるのです。最新の給湯器をつけた場合はすぐには製造終了とはなりませんが、型落ちした製品を設置した場合は、10年以内に不具合がないかどうかチェックすべきでしょう

給湯器が故障したら、スピード対応で満足度アップ

一日中何かと使う給湯器は、もし故障したらすぐに修繕もしくは取替工事をして欲しいと思うもの。工事の対応が遅れると賃借人の不満につながってしまい、次回の更新がなくなったり、悪評が広がってしまったりする可能性もあります。賃借人の満足度を高めるためにも、ぜひスピーディーな対応を心がげておくと良いかもしれません。

スピーディに工事を行うためには、普段から給湯器の修理業者を決めておくのも一案です。最近は業者の評判を口コミで確認することも可能ですので、事前にチェックしておくのも良いでしょう。何かと修繕が発生しがちな賃貸物件では、包括的に工事を請け負ってくれる業者と懇意になっておくというのも得策だといえます。

給湯器修理の業者選びポイント

修繕工事の業者選びにおいて、費用がリーズナブルであることは重要です。しかし依頼してもすぐ来なかったり、肝心の工事がおろそかであったりしては、再度別の業者に依頼する羽目にもなりかねません。そこで「業者選びのポイント」をまとめてみました。

工事実績の数は一つの目安

給湯器修理や取替をする場合、ガスの配管や電気の配線など免許が必要な工事が複数発生します。そのため工事実績が多い業者の方が経験に基づいたノウハウを持っており、安心と言えるでしょう。

しかし実際の工事に関わる人が下請けの業者だったり、工事ごとにフリーの職人を集める…ということもありえます。業者がどのような体制で工事に臨んでいるのか、依頼する時に慌てて調べるのではなく、事前にしっかり確かめておくことをお勧めします。

工事後のフォロー体制もチェック

給湯器工事後に不具合が残っていると、賃借人の不満につながってしまいます。そのためフォロー体制がきちんとしていて、問題箇所があればすぐに対応してくれる業者を選びましょう。

また、そうしたアフターサービスが元の工事費用に含まれているのか、別料金が発生してしまうのかなどは確認しておくべきです。契約時に、そうしたフォロー体制についてきちんと説明してくれない業者は要注意です。

無料7年保証「湯ドクター」などお勧め業者

給湯器工事を行うお勧め業者の一例として、「湯ドクター」をご紹介します。「湯ドクター」は給湯器だけではなく、風呂釜などの修理、取付工事も行っている埼玉県の業者ですが、全国の工事に対応しています。全国での工事が可能なわけは、UD-NET(U-DOCTOR Network of Emotion & Technology)という全国工事店ネットワークを持っており、「湯ドクター」が指定する工事会社が対応してくれるため。ネットワークは北海道から九州まで網羅しているので、お住いのエリアに対応してくれる工事店を見つけることができるでしょう。

「湯ドクター」の特徴として挙げられるのは、リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマなどほとんどすべてのメーカーの給湯器を扱っており、最新の給湯器も安く手に入ることです。夜間もコールセンターが電話を受けてくれるので、365日24時間対応してくれます。また、給湯器とリモコンに、安心の無料7年保証(家庭での使用のみで、業務用には適用されません)がついていることや、工事にも無償10年保証がついているので安心です。

工事の依頼は電話でもできますが、ネット上からの依頼も可能です。人によってはネット上での依頼に不安を持つ人もいるようですが、機器や工事に対する長期保証がついていることで、その不安も軽減。工事にあたるスタッフは技術力が高く経験も豊富であり、こうした対応のクオリティとアフターサービスの安心感は、業者選びにおける大きなポイントになりそうです。

他に全国ネットワークを持つ業者というと、「アイリン」、「安心セレクト給湯器ドットコム」、「サンリフレプラザ」などが挙げられます。

まとめ

水道やガスなど、暮らしのインフラに関わる部分の故障は、大家さんとしてはすぐに対応しなくてはなりません。特に給湯器は、故障すると家事に支障が出るだけではなく、お風呂にも入れないという事態になり、賃借人の生活のクオリティが大きく下がることになってしまします。大家さんとしてはこうした賃借人の不満につながる事態は避けたいもの。納得のいく工事を依頼できるよう、信頼できる業者を前もって選んでおくなどの備えはとても大切です。

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